Femt6−2004 設計変更
2005/5/1 Ver1.2 ―>1.3
目的
以前より問題となっていた下記の項目を改善する。
1.受信は強入力信号に弱い
2.IC201の入力インピーダンスマッチング不整合
3.送信変調音が悪い
4.送信段が不安定
変更内容
1.受信は強入力信号に弱い
R207,R208,Q202を追加した。
IC201のTA7358AP内部の初段アンプが飽和するとAMの場合,振幅成分が無くなってしまいます。信号は有るのに音声が聞こえない、と言う事になってしまいます。
この変更で、入力信号が約−50dBmから−30dBmに改善できました。
2.IC201の入力インピーダンスマッチング不整合
C201,C202,IC201の回路と容量を変更
Q201の入力インピーダンスは約50オームですので、CマッチによりT201と整合を取る。(JF2NMYさんに教えてもらった方法です)
3.送信変調音が悪い
R115削除、C138容量変更、C 135追加、IC102入力ピンを2−>3に変更
C138の容量を変更でIC102のゲインが変えられる事を知ったので採用。
IC102の入力ピンを変更することで、マイクVRを最大にしても発振しなくなった。
4.送信段が不安定
C120,C123容量変更、R117追加、
R115,R116,R209追加
全体の信号レベルを見直しする